『高校事変』 松岡圭祐

著者の『小説家になって億を稼ごう』を読んだことで、松岡氏はどのような小説を書いているのかを知りたくなって読んだ本。

途中までは面白く読み進めたいたものの、途中からなんだかよくわからなくなり、また、飛躍というか非現実的な部分が多く感じられて、続編を読むまでには至らなかった。

 

 

『最高の生き方』 ムーギー・キム

人に紹介されて読んだ本。

他人の評価に振り回されることなく、自分の軸をしっかりと保ち、自分にとって価値のある人生を歩む努力を続けていくことが大事であることを思った本。

意識だけ高くても、何かが生まれることはなく、愚直に自分を生きていけばよい。

 

 

 

『そうだったのか! FX大相場の真実』 吉田恒

FXをはじめ、トレードに従事している方は読んでおいたほうがよい本。

為替は動くときにはどれほど動くことがあるのか。

相場はなぜ当初の予想に反して、大きく一方方向に動くことがあるのか。

トランプ氏が大統領になったとき、株式は下落するとの予想が大方の見方であったが、

実際には、トランプ大統領の誕生後、大幅な上昇が続いた。

それは、当時のマーケットの環境が非常に悪く、行きつくところまで悲観的であったことから、その反動で、下げられずに上がるしかなかったという趣旨であるが、相場の動きは確かにこうした側面があると思う。

このことは、トレードに真剣に従事している方であれば納得してもらえるのではないかと思う。

 

 

 

 

『この命、義に捧ぐ』 門田隆将

こんな日本人がいたのか。そしてこんな歴史があったのか。

日本の戦後、台湾の歴史、そして現代の中国と台湾の問題などに興味・関心がある方はぜひ読んでほしい。

中国という巨大な国から至近距離にある台湾がなぜ、独立を保てているのか。

 

 

 

『潮騒』 三島由紀夫

久しぶりに古典を読んだ。

三島由紀夫の作品の中では他とは異なるといった趣旨の解説があったと思うが、確かにそう感じた。読みやすく、生き生きとしたものを感じた。

三島由紀夫がいきた時代からそれほどたくさんの時間が流れたわけではないであろうが、大きな時代格差を感じた。

読み継がれるだけの価値があることを感じた。

 

 

『小説家になって億を稼ごう』 松岡圭祐

小説家は稼げるビジネスということで、小説家になるための方法を書いてくれている本。しかし、稼げるようになることはとても大変であろうことだけを感じた。

あなただけのオリジナルコンテンツがあり、それを求めている読者がいるとの主張には勇気づけられるが、自分で面白いと思えるストーリーさえ創り出すことはなかなかできないし、果たしてそれを面白いと思ってもらえるかどうかもっとわからない。

著書の小説を読んでみたが、続編を読む気は起きなかった。