『ぜんぶ、すてれば』 中野義壽 ④
耳を澄ませて、場の声をじっと聴く。
ああ、この場所は、もっとこういうふうに生かされたいと思っているんだな。
そのためには、やはり日常に余白は必要だと思います。
一番大事なのは、こだわりを捨てること。
当たり前だけど、聞けば誰かが教えてくれる。
わからなければ、教わればいいんです。
やめることも決断できる。
経営者に期待されるのは変えることであり、
何も変えることができなければ交代する意味はない。
できることの最大化に集中している。
シンプルに自分の直感を信じて決める。
今を、楽しむ。
お祈り
自分に祈る、自分に誓うっていうのはいいな。
人生の楽しみは変わる。
年代なりの楽しみ方を味わう。
今日一日に集中して人生を楽しむ。
人ができることは、これに尽きると思います。
仕事が面白くなってきたのは四十代からです。
仕事そのものが楽しみになってきた。
野菜も米も魚も肉も、
自分が住んでいるところの、
四キロメートル圏内で育ったものだけで完結するのが自然じゃないのかな。
フラリと立ち寄った先に人生を変える出会いあり。
お金の使い道は、自分の心が決める。
魂のある作品を買いたい。
形あるものは残さない。
形ないものをどれだけ残せるか。
旅は計画ゼロで。
偶然の出会いが最高のガイド。
計画を一切しないこと
今いる場所を捨てる。
いつでもゼロから始める。
自分ができそうな仕事から始めたらいいんです。