『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』 四角大輔 ①

「モバイルボヘミアン

旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。

 

自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための方法、であり、

仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方。

 

場所、時間、1つの会社に依存した収入源、といった

生き方を縛るあらゆる制約から解放された。

 

あなたが望むのであれば絶対に実現できる。

しかも、準備期間は圧倒的に短くできる。

 

今のあなたの現実は重要なことではない。

 

大丈夫。ぼくたちはどこまでも自由になれる。

 

今の働き方をあと何十年も続けてはいけない。

仕事のために生きるのではなく、本当に自分がやりたいこと

(大切にしたいこと)のために生きていい。

 

自分をモバイルさせる力が、あなたをどこまでも自由にする。

 

旅するように生きることで、自分の時間は取り戻せる。

 

ハワイに住みたい。

 

アカデミー・デュ・ヴァン

 

会社経営のスキルに、自分がやりたいことを掛け合わせて、

自分の仕事に変えているのだ。

 

仕事とプライベートの境がなくなってきている状態。

 

どこにいても仕事ができる能力を身につけ、

組織に依存せず、仕事とプライベートの垣根なく生きられるようになったことで、

ぼくたちは、自分の時間を取り戻すことができた。

 

今のぼくたちは自分がやっていることが仕事なのか遊びなのか、

はたまた休んでいるのかわからない。

 

すべての時間を、自分の時間と捉えて生きることができている。

 

生きている時間のすべてを自分の時間として取り戻すことは可能である。

 

時間に投資しなければ、自分の時間は取り戻せない。

 

お金だけでなく、時間というものも、投資しなければリターンを得ることはできない。

 

住む場所もどんどん分散して

 

環境もあります、武器もあります、あとはあなたの意志次第である

 

身軽に、自由に生きたい、という、だれよりも強い想いがすべての始まりだった。

 

どうすれば好きな場所で生活しながら、好きな仕事ができるのかを考え抜き、

気が遠くなるほどたくさんの、試行錯誤と創意工夫を打ち続けた。

 

高度なモバイル・リテラシーを身につけ、自分を移動させる力(モビリティ)を

最大限まで引き上げることだった。

 

人生は優先順位の付け方で決まる。

自分はどうしたいのか。

そのために今なにをするべきなのか。

そこから導き出された、たった一つの行動。

そこに、真正面から取り組む。

 

心の中心が発する~という声に従って、

ひたすら今の生活に近づくための行動に絞り込んだ。

15年もかかったけれど、絞り込んだからこそ夢を叶えられた。

湖のほとりで、釣りをして、野菜を育てる半自給自足の暮らし。

 

大事なことは自分がのぞむ生き方をとことん追求すること。

一般常識や雑念、誘惑はみんなノイズだ。

なにを手に入れたいか。

その答えは外にはなく、自分自身の内側にしかない。

内なる声に耳を澄まそう。

そして、内なる声に従う勇気を待とう。

 

これしかないへ。 

 

自分の欲求を惜しげもなく出そう。

情報が集まってくるようになる。

 

多くの人に、自分の夢のインストールができたら、

多くの人があなたの夢のサポーターに変わってくれる。

 

欲しいものは、ただそれを明らかにするだけで、

自然と自分のところに集まってくる。

 

実は世の中はそういう循環システムになっているんだ。

結果がどうなるかは、今のところ気にしなくていい。

まずは発信すること。そして、世界が少しずつ動きはじめる。

 

まず言う。

 

いつでもやめられる覚悟。

その覚悟ができた理由はシンプル。他に生きる術をもっていたから。

いざとなったらこっちがある、と想像するだけで、

自由な気持ちになれたし、仕事でも人生でも、

つねにフルスイングすることができた。

 

前向きな逃げ道があったからこそ、失敗の可能性を見据えながらも、

いつでも思い切って挑戦することができた。

 

大切なことは、ほかにも道があるという精神的なセーフティーネットを持つこと。

お金にならなくてもいい。

今の時代、趣味をライフラインに変えている人が多い。

 

大好きなことをきわめていくと、それを誰かに教えることが仕事に変わる可能性がある。ソーシャルメディアで発信してみよう。出会う人にも伝えてみよう。

大切なことは、ハンパなく、とことん好きになること。そして表現すること。

趣味の達人が尊敬される時代になってきたんだ。

 

世の中でどう役立つか。

 

あきらめを捨てる。

自分のルーツへとつながろう。

幼い頃にワクワクしていたこと、知りたいと思っていたことはなにか。

そんなごく小さな衝動を思い出す。

そしてくだらないことでもいいから、とにかく衝動を行動にうつす。

やりたいと思ったらすぐはじめてみる。

その決断にアタマを介在させてはいけない。

ささやかな欲求を解放すると、その欲求がまた別の欲求を連れてきてくれる。。

やがて、自分の本当の欲求はなんだったのかが、だんだんわかってくる。

 

やりたいことを忘れない。

 

会社をやめたいと思ったら、

まず余計な付き合いや買い物をすべてやめよう。

生活レベルを下げて、どこまでミニマムライフコストを下げられるかを実験しよう。

 

たった一つでもいいから、今いる場所で成果を出すこと。

 

捨てて後悔したものはほとんどない。

人は、本当に大切なモノは絶対に捨てない。

すべて捨てたつもりでも残るモノがある。

それを一番大切にして生きるべきなんだ。

 

 モビリティを高めることで、

ぼくたちは、「自分の人生」を取り戻し、

より自分らしい生き方ができるようになった。

 

自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための方法。

仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方。

 

時間を自分の意思でコントロールし、

人生のすべてを「自分の時間」と捉え、

自分自身をコンテンツとして表現活動する「アーティスト」のように働ける人。

 

自分で生き方を考える。

 

自由に生きるためにはなにをしなければいけないか?

 

来たるべき時代に自分がどうなっていたいのか。

 

だれかにコントロールされて生きるのか、

自分でリスクをとって自分の人生を生きるのか。

 

ぼくたちは、すでに場所と時間から解放されている。

 

あなたには、自分にしかできない仕事がありますか?

 

働き方は、副業から複業へ。

あなたにはどんな可能性がありますか?

 

精神的な独立性。

 

●Books&Apps

 

たとえ会社員であってもフリーランスのような覚悟を持って仕事をすること、

独力で生きるために必要な、どこでも通用するスキルを身につけようと意識しながら働くこと。

 

すべての時間を好きなことに費やしてアーティストのように生きてみない?

 

そのトレーニング期間を経たあとは、自分の時間をできるかぎり、

得意なことに投資すべきだ。

 

寿命ある人間にとって時間は命であり、もっとも貴重な資源。

 

ワークスタイルではなく、

ライフスタイルを基準に住む場所を選ぶ。

 

自分は〇〇な生活がしたい。

〇〇を中心に人生をデザインしたい。

 

ハワイのオワフ島南側のビーチ沿いは、観光客も来るが、

そもそも大多数のローカル人たちにとっての日常的に暮らす街。

リーズナブルで上質な飲食店と食料品店が多数あり、日々の生活には困らない。

 

東京を移動と仕事の拠点として活用。

 

仕事の拠点(東京)より生活費が安い、治安がいい、自然豊か、水際、

住民がフレンドリー、英語圏、紛争やテロのリスクがない。

 

人生において、結局、人との出会いがもっとも重要な起点となる。

 

日本でクリエイティブな人が集まりやすい街はどこか、という観点でみると、

福岡市が筆頭にあげられるだろう。

 

福岡以外にも、熊本、宮崎、徳島、島根、沖縄などにホームプレイスとなり得る街が、ここ5~6年の間に日本国内に続々と誕生している。

 

スーツケースだけで世界中のホテルからホテルに移動し続けるようなスタイルもある。

あの高城剛さんの生き方がそれにあたる。

 

心穏やかになれて、自分らしくいられる場所で長く暮らすことで、

必然的に、肉体や頭脳が整い、メンタルを安定させることができる。

すると自然に、モチベーションや集中力が持続するようになる。

それに比例して創造性やパフォーマンスが向上し、

仕事の生産性と質が高まり、収入にも直結するようになる。

 

あなたが本当にやりたいことはなにか?

それを中心にして生きていくために最適な場所はどこなのか?

 

その恐怖感は本物?そのリスクは絶対? ただの思い込みじゃない?と、

自分の心に真剣に問いかけてみてもらいたい。

 

地球儀やGoogle Earthを駆使して、

あなただけのホームプレイスを探すバーチャルトリップをしてみてほしい。

きっと、驚くほどのワクワクが体の中からわいてきて、

あなたの背中を押すことになるはずだ。

そしてあなたは、旅に出たくなるだろう。

 

「なにを中心に生きたいのか」

それが実現できる場所で暮らし、自分の時間と自分自身を取り戻す。

 

旅するように生きることで得られる利点は大きく3つ。

 

・思考のモビリティ(柔軟性)を得られる

・第3の拠点をいくつも持つことができる

・〆切のある生活が優先順位を明確にする

 

旅するように生きていると、

毎日が非日常となり、強烈な刺激と劇的な気分転換に、

繰り返し遭遇する生活が日常となる。

こうした生活を続けていると、思考は自然に柔軟になっていく。

そうやって得た思考の柔軟性は、あなたのクリエイティビティを拡張してくれる。

 

ひらめき・思いつき・発想や、なにかを改善したり、問題を解決する際に必要な

創意工夫といった、ぼくたちの日々の生活や仕事で当たり前のように使っている、

ベーシックな能力のことだ。

 

型にはまった思い込みに縛られないこと、

古くて機能していない常識をちゃんと疑えること、

新たな流れや価値観を受け入れられること

 

思考のモビリティとは、変化し続ける姿勢

 

大自然から都市空間、街から街、国から国へ移動し続ける暮らしは、

環境そのものが変化し続ける暮らしだ。

日常とはまったく異なる場所へ行くと、「こんな考え方ややり方があるんだ」、

「こんな生活をしている人がいるんだ」という驚きとともに、

ものすごい量のインスピレーションを受け取ることができる。

 

その土地ならではの風の匂いや独特の配色、

初めて耳にする雑踏や音楽、珍しいローカル食材や料理、

そしてそこで暮らし働く、見た目がまったく違う人々。

 

「アイデアは移動距離に比例する」という言葉は高城剛さんのものだが、

旅そのものがクリエイティビティの強い源泉になる。

新しい世界を知りたいという好奇心と、未知のものに遭遇した時の感動こそが、

その一番の原動力になるからだ。

 

世界を移動するのは、本を読むような感覚に近い。

 

旅で費やす時間もお金も、ぼくたちにとっては消費ではなく、

すべてが収入につながる投資だ。

そして、そこで見て聞いて感じるすべての経験は、

仕事や暮らしのアウトプットにつながる、大切なインプット行為となる。

 

それまで蓄積してきた好きなことや特技、仕事の専門性や強みといった

あなたの武器に、新たに得るインプットを掛け合わせて得られるアイデアは、

やがて、自分にしか創造できない、だれも真似ができないオリジナルコンテンツ

になっていくのだ。

 

実は何度も訪れる街が国内外に複数ある。

2回目以降は、初回に比べると土地勘もあって、勝手もわかり、

その街に親しみを感じられるようになっているものだ。

 

こうして2回以上訪れた場所は、モバイルボヘミアンにとっては、

第三の拠点、つまり、もう一つのホームとなり得るのだ。

 

たとえば、ぼくにとっては、

友人も好きなモノも多い博多や熊本の南阿蘇

母が住む北アルプス玄関口の安曇野、実家に近い京都、

相性がよく毎年滞在しているパリ、

実弟が暮らすマドリッドなど。

 

モバイルボヘミアンにとって旅先は、

単なる休息地ではなく、暮らす場所であり、働く場所。

 

ぼくが旅先に着いて最初にすることは、

街で一番景色がいいエリアを歩きまわり、ベストカフェを見つけ出すこと。

そして、もっともいい席を確保してMacBookを開く。

 

気持ちいい空間が集中力を高め、クリエイティビティを拡張する。

そうやって見つけた最高の場所で、いい仕事ができたら、

ぼくにとってそれは最高の時間となる。

 

自分をモバイルさせることで、時間も、仕事も、人も、

優先順位がクリアになるのだ。

 

スケジュールは強制的に細切れとなり、明確な時間の区切れが日常的に発生する。

つまり移動生活とは、時間を区切るライフスタイルとも言えるのだ。

 

〆切の頻度が多くなることによって、生活にメリハリが生まれると、

時間がいかに大切か、を実感するようになる。

本当に今、やるべきことはなにか。会いたい人はだれか、ということを

より真剣に考えるようになるのだ。

 

人に対する時間の使い方にも迷いがなくなり、

だれかと共有する時間の過ごし方もより丁寧になってくる。

 

この1時間をなんに使うべきか?

 

コンスタントに〆切が存在することで高い集中力を維持することができ、

生活の質も、仕事のパフォーマンスも上がる。

結果、時間はより高密度になって生産性が向上し、

労働時間はグッと圧縮される。

結果、対時間の収入は増える。

 

旅するように生きることで、

変化への対応力、自分を変える技術、

高いクリエイティビティ、取捨選択能力を手にする。

 

仕事の概念がどんどん消えていって、

仕事と遊びの垣根がどんどんなくなっていく。

 

もともと楽しいことしかやらなくて、

それを突き詰めてやっているがゆえに、

おもしろい仕事ばかりが来る。

 

垣根をなくすという考え方が重要。

 

●ルイガンズ

 

●東京レストランツファクトリー

 

自分の仕事について語ることで、

本職よりも多くの収入を得るようになりました。

 

これからの時代は、なにが仕事になるかなんてわからない。

これまでのやり方や考え方をすべて取っ払って、

まったく違う形で生き方や働き方を考えていかないと、

今までの常識でやっていたらおもしろいことなんてできないし、

もったいないと思うのだ。

 

ライフスタイル×旅×ビジネスを掛け合わせて、

オリジナルな個人になる。

 

これまでは1つのスキルを突き詰めることがいいとされてきたが、

これからは組み合わせがオリジナリティを生み出す時代。

 

サーフィン+ハワイ+不動産業⇒オリジナリティ

 

サーフィン好きな人がハワイで不動産ビジネスをしている。

 

ハワイには資産を持っている人が遊びにくる。

 

(サーフィンおよびトライアスロン+ハワイの海辺+ワインとグルメ)

×経営

 

掛け合わせるための要素は、細分化すればするだけ強いものになる。

 

フライフィッシングと登山+ニュージーランドの湖畔の森

+自給自足とオーガニック)

×ブランディング

 

必ず、できるよ

 

ぼくたちはこの長い年月の間、一切の妥協をせず、

前頭部が熱くなるほど考え抜き、無数のトライアンドエラーを打ち続けた。

 

ミニマム・ライフコストを把握する。

 

組織に依存せず、個人として生きるために最初に必要なことは、

お金から自由になることだ。

そのためには、本気になってお金と対峙しないといけない。

 

生活収支の計算や、お金の勉強から逃げていると、

お金の呪縛から永遠に逃れられず、

勇気を持って行動を起こしたり、日々挑戦することができなくなる。

 

ムダな出費こそがもっともハイリスクな行為、という

お金の本質を知ることもできる。

 

自分の生活はいくら稼げば成り立つのか。

 

ここぞというときに、

失敗をおそれず、リスクを背負って挑戦できる人間は、強い。

 

つまり、ミニマム・ライフコストを把握することで、

本当の意味での自由を手にすることができ、

人生を決めるような重大な機会に挑戦することができるようになるのだ。

 

こんなに少なくて大丈夫だとは知らなかった!

 

なにを失うことが本当にこわいのか?を把握したうえで、

どうなっても生きていける、と確信した瞬間、

人は勇気を手にし、行動することができる。

 

ぼくが湖の畔で自給自足ベースの暮らしを営んでいる理由。

それは、人生で挑戦し続けるために、

自信のミニマムライフ・コストを極限まで下げるためでもあるのだ。

 

あればいいかもではなく、なくてもいいかもに焦点を当てること。

つまり、足し算ではなく、引き算思考。

 

なにかを両手に持っている安心よりも、

手ぶらでいきる感動的なまでの自由さを、

ぜひ体感してみてもらいたい。

 

あなたの人生で本当に必要なことにはお金を投資せよ、

あなたの人生をつくる重要なモノは必ず手に入れよ。

 

不要なことをミニマム化(最小化)することで初めて、

大切なことを最大化できる。

この最大化できることの中に、勇気と行動力や、

人生の自由度も含まれる。

 

ミニマム・ライフコストを把握して、

お金の性質を理解し、余計なモノを持ちすぎない生活スタイルを

実践できるようになって初めて、

あなたは、大きな挑戦をするための発射台に立つことができるのだ。

 

人生のインフラとなる経験を蓄積する。

 

社会で生きるための基礎となるベーシックスキル

実績を生み出すための専門スキル

 

今すべきことにもっとも真摯な気持ちで取り組むべきなのだ。

 

どんなに忙しくても森や湖に出かけ、

毎年のようにニュージーランドに通っていた。

 

フライフィッシングとバックパッキング登山を世界で一番楽しめる国が

ニュージーランドだ、と知る。

しかも、世界一透明な湖もこの国にあった。

 

独創性=好きで夢中になって続けていたこと

 

何者かとして認識してもらえるような専門性を身につけるために、

型を破り、リスクを負って挑戦し続けよう。

 

小さくてもいいので自分自身が納得できる結果を出すこと。

 

SNS×マニアックメディアで発信力を確保する。

 

1万人超くらいから、

セルフメディアと呼べるような影響力を手にできるようになった。

 

今はマニアックであればあるほど、

ブランドとコンテンツの価値が高まる時代。

自分が本当にやりたいことを狭く掘り下げて、

SNSやメディアで発信していると、

徐々にそれがオンリーワン・コンテンツとなり、

興味を持ってくれる人が現れる。

 

マニアックメディアは、抱えるユーザー数は少ないが、

濃いファンを持っている。

 

わずか数千人から1万人程度のユーザーしかいないような

メディアからフォロワーをつくりはじめること

 

「こんな記事を書かせてください」

「こんなテーマの連載をやらせてください」と、

何回も何回もプレゼンし続けた。

 

このように、自分が本当にやりたいこと、好きなことを、

本気で突き詰めた結果、最初に取り上げられるのは、

必然的に専門誌のようなマニアックなメディアになる。