『プロセスエコノミー』 尾原和啓
完成品よりも、作品が生まれるまでのプロセスで売る時代になったという。
しかし、プロセスが売れる人とというのは、完成品に定評がある方ではないだろうか。
完成品が生み出せない人のプロセスに何か価値はあるのだろうか。
本としては非常に面白いし、興味深いが、どうやったらプロセスで売れるのだろうか。
『経済数学の直観的方法 確率・統計編』 長沼伸一郎
確率や統計に興味がある方は読んでおいたほうが良い本。
確率や統計に対する苦手意識を克服できるかもしれない。
読みやすいのに、深いところまで理解ができるかもしれない。
『人間失格』 太宰治
再び古典を読んでみた。
こうした小説がたくさん読まれた時代とは暗い時代であったと思う。
正直、こうした作品にそれほど価値はないであろう。
時代はもっと明るくよくなっているであろうし、そうなってほしいと思う。
いつまでもこうした本をありがたがる必要はない。