2021-01-01から1年間の記事一覧

『プロセスエコノミー』 尾原和啓

完成品よりも、作品が生まれるまでのプロセスで売る時代になったという。 しかし、プロセスが売れる人とというのは、完成品に定評がある方ではないだろうか。 完成品が生み出せない人のプロセスに何か価値はあるのだろうか。 本としては非常に面白いし、興味…

『斜陽』 太宰治

再び、太宰治を読んだ。 正直、あまり理解できなかった。というか、そうした気持ちが起きなかった。 現代の日本人が太宰治を読む価値はあるのだろうか。 日本の文学は異常に暗いものが多すぎはしないだろうか。 もっと明るい、今を楽しむものを味わうことの…

『経済数学の直観的方法 確率・統計編』 長沼伸一郎

確率や統計に興味がある方は読んでおいたほうが良い本。 確率や統計に対する苦手意識を克服できるかもしれない。 読みやすいのに、深いところまで理解ができるかもしれない。 経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス) 作者:長沼伸一郎 講談社 Am…

『人間失格』 太宰治

再び古典を読んでみた。 こうした小説がたくさん読まれた時代とは暗い時代であったと思う。 正直、こうした作品にそれほど価値はないであろう。 時代はもっと明るくよくなっているであろうし、そうなってほしいと思う。 いつまでもこうした本をありがたがる…

『蜘蛛の糸・杜子春』 芥川龍之介

古典を読みたくなり、芥川龍之介を読んだ。 とても読みやすい古典であると改めて思った。 蜘蛛の糸・杜子春(新潮文庫) 作者:芥川龍之介 新潮社 Amazon

『高校事変』 松岡圭祐

著者の『小説家になって億を稼ごう』を読んだことで、松岡氏はどのような小説を書いているのかを知りたくなって読んだ本。 途中までは面白く読み進めたいたものの、途中からなんだかよくわからなくなり、また、飛躍というか非現実的な部分が多く感じられて、…

『最高の生き方』 ムーギー・キム

人に紹介されて読んだ本。 他人の評価に振り回されることなく、自分の軸をしっかりと保ち、自分にとって価値のある人生を歩む努力を続けていくことが大事であることを思った本。 意識だけ高くても、何かが生まれることはなく、愚直に自分を生きていけばよい…

『そうだったのか! FX大相場の真実』 吉田恒

FXをはじめ、トレードに従事している方は読んでおいたほうがよい本。 為替は動くときにはどれほど動くことがあるのか。 相場はなぜ当初の予想に反して、大きく一方方向に動くことがあるのか。 トランプ氏が大統領になったとき、株式は下落するとの予想が大方…

『この命、義に捧ぐ』 門田隆将

こんな日本人がいたのか。そしてこんな歴史があったのか。 日本の戦後、台湾の歴史、そして現代の中国と台湾の問題などに興味・関心がある方はぜひ読んでほしい。 中国という巨大な国から至近距離にある台湾がなぜ、独立を保てているのか。 この命、義に捧ぐ…

『潮騒』 三島由紀夫

久しぶりに古典を読んだ。 三島由紀夫の作品の中では他とは異なるといった趣旨の解説があったと思うが、確かにそう感じた。読みやすく、生き生きとしたものを感じた。 三島由紀夫がいきた時代からそれほどたくさんの時間が流れたわけではないであろうが、大…

『小説家になって億を稼ごう』 松岡圭祐

小説家は稼げるビジネスということで、小説家になるための方法を書いてくれている本。しかし、稼げるようになることはとても大変であろうことだけを感じた。 あなただけのオリジナルコンテンツがあり、それを求めている読者がいるとの主張には勇気づけられる…

『FXで勝つための資金管理の技術』 伊藤彰洋 鹿子木健

FXに真剣に取り組みたい方は、必ず一度は読んでおいたほうがよい本です。 FXにおいて一番大事なことは何かと言えば、ロット管理です。 ロット管理さえ間違わなければ、大損して退場することはなく、 また、ロット管理がFXで成功し続けていくためにもっとも有…

『成功する自転車まちづくり』 古倉宗治

日本にも長距離の自転車道はあるものの、欧州や米国などのものに比べると、本当に短距離のようである。 脱炭素が叫ばれる今、自動車などは必要なのだろうか。 トラックなど物流関係の車はよいものの、自家用車など、そろそろ規制をしてもいいのではないだろ…

『藤巻健史の資産運用大全』 藤巻健史

藤巻さんに関しては賛否あるものの、私はこの方から学ぶところは大いにあると思っています。 金融だけではないが、誰かが言っている綺麗なストーリーばかりを後追いで学ぶよりも、自分で仮説を立てて、動ける力が本当に大切であると思います。 藤巻さんには…

『和菓子のアン』 坂木司

再びお仕事小説。 デパ地下の和菓子屋で働くことになった女性が主人公。 和菓子に興味がある人は読んでみて損はない。 私はこの小説を読んでからしばらく都内にある和菓子屋巡りをしていた。 知識があると、世界が広がる。 和菓子のアン (光文社文庫) 作者:…

『プリティが多すぎる』 大崎梢

お仕事小説ジャンルの小説。 出版社に勤務したら少女雑誌の担当になった。 しかも、かなり若い子向けの雑誌である。 正直、いろいろと興味が持てないものであったものの、読者モデルの少女たちのプロ根性や人間模様に感化されていくストーリー。 この小説を…

『営業零課接待班』 安藤祐介

多様なバックグラウンド、特技をもつ個性が、チームとなって活動することで、 想像を超える成果を出せることを知る。 小説ではあるが、勇気をもらえることと思う。 仕事で困っている方、挫折した方、悶々としている方、たまにはこんな小説はどうであろうか。…

『ライフピボット』 黒田悠介

自分のキャリア、人生は、いろいろな基点を軸に広げていくことができることを知る本。 様々な活躍の仕方を知ると、人生は本当に多様で、チャンスはいたるところにあることを知る。 このままの自分では嫌だ、本当の自分はいまの自分とは違うと思っている方、 …

『バズる書き方』 成毛眞

成毛さんの書き方に関する著作はどれも面白く実践的。 読書好きはインプット過多である。 いまは、インプットよりも先にアウトプットしているような人間が成功している。 アウトプットにおいて、書くことが一番簡単である。 さあ、どう書こうか。 バズる書き…

『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』 川口マーン恵美

福島原発事故後の福島や日本を知る上で、読んでおいたほうがいい本。 それにしても、知らないことが多いことを痛感した。 常識的に言われていることが、まったく科学的ではなかったり、 報道されることがいかに、ミスリードであるかなど、 学ぶことが多く、…

『メルケル 仮面の裏側』 川口マーン恵美

ドイツに興味がある方、メルケルに興味のある方は、ぜひ読んでほしい。 ドイツという国、メルケルという人物を知るうえで、とても良い本ではないだろうか。 私は、川口さんの著書をいろいろと読んできているが、これはその中でも上位ではなかろうか。 メルケ…

『2040年の未来予測』 成毛眞

こちらもこれからの未来を知るうえで、読んでおきたい本。 世界全体というよりも、日本に寄り添った記述が多いかもしれない。 知っておいたほうがいいことは、実にたくさんある。 2040年の未来予測 作者:成毛 眞 日経BP Amazon

『2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ』 ピーター・ディアマンディス&スティーブン・コトラー

どこまで実現するかはさておき、 様々な分野で想像を絶せるスピードと規模で新しい未来が始まっていることを知る本。 多くの社会問題は新たな技術で解決できるかもしれないと、 未来にとてもポジティブな気持ちになれた本。 こうした本は定期的に読んでおき…

『「通貨」の正体』 浜矩子

デジタル通貨、暗号通貨の時代になり、 通貨というものの正体は多くの人が知りたいと思うテーマになったと思う。 正直、著書の思い込みというか客観性がない記述が多いように思うものの、 読み物としては面白い方には面白いかも。 「通貨」の正体 (集英社新…

『佐藤可士和の超整理術』 佐藤可士和

佐藤可士和さんは、若い時から今までずっと活躍されている。 長く続いている人からは大いに学びたい。 随所に学びがある本。 佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) 作者:佐藤 可士和 日経BP Amazon

『書けば叶う』 羽賀ヒカル

自分を真剣に理解する一助になると思う本。 著者の師匠のエピソードも魅力的。 2~3回は読んだ本。 書けば叶う 作者:羽賀 ヒカル SBクリエイティブ Amazon

『ミニマリスト スマホの中を片付ける』 飯島彩香

知らないことがたくさん学べた本。 スマホに関する学習は、間違いなく現代の必須科目だと思う。 ちょっとしたことを知っているかどうかで、大きな差異が生まれる。 賢く生きたい方は読んでみたらどうでしょう。 ミニマリスト スマホの中を片付ける 作者:飯島…

『さあ、本当の自分に戻り幸せになろう』 マーク&エンジェル・チャーノフ

困っているとき、心が弱っているとき、 こうした本を読むと、本当に心にしみるし、救われる。 似たような中身の本はたくさんあるが、それでも、何度か読み返した本。 本当の自分を知り、本当の自分になれば、人生が楽しくなる。 さあ、本当の自分に戻り幸せ…

『GREEN Neighborhood』 吹田良平

日本にはすごい人が実にたくさんいるのだと感じた本。 なんと形容していいのかわからないが、学びが多くあった。 米国ポートランドに興味がある方は、ぜひ読んでみて。 グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた …

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』 ビル・パーキンス

死んだときに、大金を残してなくなる人が多い。 ということは、それほどお金を貯める必要がなかったと言える。 もっと言えば、そのお金のための労働は不要であったということ。 若い時には経験にこそ、投資すべし。 経験による複利効果というものがある。 お…