2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『プロセスエコノミー』 尾原和啓

完成品よりも、作品が生まれるまでのプロセスで売る時代になったという。 しかし、プロセスが売れる人とというのは、完成品に定評がある方ではないだろうか。 完成品が生み出せない人のプロセスに何か価値はあるのだろうか。 本としては非常に面白いし、興味…

『斜陽』 太宰治

再び、太宰治を読んだ。 正直、あまり理解できなかった。というか、そうした気持ちが起きなかった。 現代の日本人が太宰治を読む価値はあるのだろうか。 日本の文学は異常に暗いものが多すぎはしないだろうか。 もっと明るい、今を楽しむものを味わうことの…

『経済数学の直観的方法 確率・統計編』 長沼伸一郎

確率や統計に興味がある方は読んでおいたほうが良い本。 確率や統計に対する苦手意識を克服できるかもしれない。 読みやすいのに、深いところまで理解ができるかもしれない。 経済数学の直観的方法 確率・統計編 (ブルーバックス) 作者:長沼伸一郎 講談社 Am…

『人間失格』 太宰治

再び古典を読んでみた。 こうした小説がたくさん読まれた時代とは暗い時代であったと思う。 正直、こうした作品にそれほど価値はないであろう。 時代はもっと明るくよくなっているであろうし、そうなってほしいと思う。 いつまでもこうした本をありがたがる…

『蜘蛛の糸・杜子春』 芥川龍之介

古典を読みたくなり、芥川龍之介を読んだ。 とても読みやすい古典であると改めて思った。 蜘蛛の糸・杜子春(新潮文庫) 作者:芥川龍之介 新潮社 Amazon

『高校事変』 松岡圭祐

著者の『小説家になって億を稼ごう』を読んだことで、松岡氏はどのような小説を書いているのかを知りたくなって読んだ本。 途中までは面白く読み進めたいたものの、途中からなんだかよくわからなくなり、また、飛躍というか非現実的な部分が多く感じられて、…

『最高の生き方』 ムーギー・キム

人に紹介されて読んだ本。 他人の評価に振り回されることなく、自分の軸をしっかりと保ち、自分にとって価値のある人生を歩む努力を続けていくことが大事であることを思った本。 意識だけ高くても、何かが生まれることはなく、愚直に自分を生きていけばよい…

『そうだったのか! FX大相場の真実』 吉田恒

FXをはじめ、トレードに従事している方は読んでおいたほうがよい本。 為替は動くときにはどれほど動くことがあるのか。 相場はなぜ当初の予想に反して、大きく一方方向に動くことがあるのか。 トランプ氏が大統領になったとき、株式は下落するとの予想が大方…

『この命、義に捧ぐ』 門田隆将

こんな日本人がいたのか。そしてこんな歴史があったのか。 日本の戦後、台湾の歴史、そして現代の中国と台湾の問題などに興味・関心がある方はぜひ読んでほしい。 中国という巨大な国から至近距離にある台湾がなぜ、独立を保てているのか。 この命、義に捧ぐ…

『潮騒』 三島由紀夫

久しぶりに古典を読んだ。 三島由紀夫の作品の中では他とは異なるといった趣旨の解説があったと思うが、確かにそう感じた。読みやすく、生き生きとしたものを感じた。 三島由紀夫がいきた時代からそれほどたくさんの時間が流れたわけではないであろうが、大…

『小説家になって億を稼ごう』 松岡圭祐

小説家は稼げるビジネスということで、小説家になるための方法を書いてくれている本。しかし、稼げるようになることはとても大変であろうことだけを感じた。 あなただけのオリジナルコンテンツがあり、それを求めている読者がいるとの主張には勇気づけられる…

『FXで勝つための資金管理の技術』 伊藤彰洋 鹿子木健

FXに真剣に取り組みたい方は、必ず一度は読んでおいたほうがよい本です。 FXにおいて一番大事なことは何かと言えば、ロット管理です。 ロット管理さえ間違わなければ、大損して退場することはなく、 また、ロット管理がFXで成功し続けていくためにもっとも有…

『成功する自転車まちづくり』 古倉宗治

日本にも長距離の自転車道はあるものの、欧州や米国などのものに比べると、本当に短距離のようである。 脱炭素が叫ばれる今、自動車などは必要なのだろうか。 トラックなど物流関係の車はよいものの、自家用車など、そろそろ規制をしてもいいのではないだろ…